2023年04月03日
東大むら塾 春先の栗山農業体験と農家との交流
東京大学の学生スクール「東大むら塾」の6名が、3月22日(水)から3日間、本町にて春合宿を行いました。
「農業×地域おこし」をキーワードに日本各地の地域と連携し様々な活動をしている組織で、本町との関係は8年目になります。
初日は富士地区にあるそらち南農協の複合施設を訪れ、農協職員の方から玉ねぎと種子ばれいしょの説明を受けました。
北海道の農業を初めて目の当たりにするメンバーもいたため、取扱量の多さや施設自体の大きさに驚く声が聞かれるとともに、物流に関する規格や費用について熱心に質問する姿が見られました。
2日目には今村農園と田中農園ベルファーム、國本農場の3農家に分かれて夕方まで農業体験を行いました。
この時期はイチゴ苗の施肥やハウスの解体、花苗用のポットへの土詰めなどの仕事があります。実際に話を聞きながら身体を動かすことで、豪雪地域ならではの作業・設備の存在や、現場では想像以上に力作業・手作業が多いこと等を実感されていました。夕食は菅野牧園さんで一緒にいただき、今後の栗山との関わり方についても深く話すことができました。
3日目には町長への表敬訪問や昨年の夏合宿でお世話になった農家さんの元へ挨拶に回り、最後には4Hクラブ員6名と交流させていただきました。交流会は若い担い手である農業後継者と新規就農者双方の視点からのお話を直接伺える場となり、学びが多かったようです。