栗山町農業の現状
栗山町のすがた
道都札幌市、新千歳空港、港湾苫小牧市に車で1時間の距離に位置しています。
地目別土地面積 総面積 203.93㎢
農用地 田 42.72㎢(20.9%)
畑 18.15㎢(8.9%)
山 林 71.62㎢(35.1%)
その他 71.44㎢(35.0%)
農家戸数と農業就業人口の推移
販売農家戸数は平成2年の793戸から年々減少を示し、平成22年には500戸水準を下回る446戸となっています。平成27年にはより減少が進み381戸となり、農家戸数の減少はかなり早いスピードで進展しています。農業就業人口も、平成2年の2,114人から平成27年には944人となり、農家戸数と同様に年々減少をみせています。(農業センサスより)
農業就業人口の年齢別比率
平成2年から平成27年までの農業就業人口の減少率は55.3%に達しており、農業就業人口における65歳以上の割合も平成2年の19.8%から、平成27年には40.4%と上昇しています。(農業センサスより)
農業構造変化の概観
町の経営耕地面積は平成2年の5,964haから減少が続き、平成27年には4,924haとなっています。他方で戸当たり平均規模は平成2年の7.5haから増加をみせ、平成27年には12.9haに達しています。20ha以上の規模を有する経営も増え、平成27年現在その戸数シェアは19.4%となっています。こうした規模拡大の背景には借地率の増加があります。(農業センサスより)
販売農家戸数と戸当たり面積の動向予測
販売農家戸数は平成27年の381戸から、平成37年には227戸と大幅に減少すると予測されます。反面、戸当たり経営面積は平成27年の12.9haから平成37年には18.1haと大幅に増加することが予測されています。(北海道立総合研究機構農業試験場資料より)
今後、農業者の高齢化は確実に進む状況であり、平成28年の経営状況から単純にシミュレーションすると、10年後に世帯内の最も若い男性が65歳以上の農業世帯が所有する経営面積の合計は1,334haに上ると予想されています。