2018年03月22日
栗山町青年農業賞表彰式・くりやま農業未来塾第8期生修了式
平成29年度の栗山町青年農業賞および勝部徳太郎夫婦賞の表彰式が3月20日、カルチャープラザEkiで行われ、三日月地区の山田晃博さん、美穂さん夫妻が受賞しました。
青年農業賞は、本町円山地区で小麦の大型農業経営に成功した故勝部徳太郎氏が平成元年、本町の農業後継者に未来を託したいとして浄財を寄附。
町ではこの意志を受け、毎年優秀な農業後継者を表彰しています。
山田さんは平成11年に後継者として就農。平成22年には経営移譲を受け、現在は農地約12.1ヘクタールで高品質農産物の生産に努めています。また、平成17年に北海道農業士に認定され、平成22年には、くりやま農業未来塾第5期生として活動するなど、本町農業の将来を担う人材として期待されています。
山田さんは受賞の挨拶の中で「安定した家族経営が持続できるよう新しい技術を取り入れ、変動の激しい気候条件にも適応する栽培管理に努めたい」と抱負を述べました。
また、若手農業者を地域のリーダーとして養成するくりやま農業未来塾の第8期生6人の修了式も併せて行われました。
「勝部徳太郎夫婦賞」について
栗山町字円山に入植された故勝部徳太郎翁(明治38年から平成8年(91才))は幾多の困難を乗り越え、小麦の大規模農業経営に成功されました。
平成元年、本町の若き青年たちに農業の未来を託すべく翁から貴重な浄財を受け、栗山町農業後継者顕彰基金を創設し、未来ある農業青年に勝部徳太郎夫婦賞を贈り、顕彰することとしています。